ミヤビックス OverLay Plus LiteとPlusの違いとは?にじみの少ない低反射保護フィルム

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OverLay Plus Lite

様々なガジェット類の保護フィルムを販売しているミヤビックスさんのラインナップにOverLay Plus Liteというものが増えていたので、Plusとどう違うのか比較レビューしてみました。

指滑りはそのままに、にじみを低減

ミヤビックスさんの保護フィルムの種類の一つ、OverLay Plusは低反射・アンチグレアタイプで

  • 映り込みを低減できる
  • 指滑りがさらさら
  • 指紋が残りにくい

というメリットがあります。

ただ、光を乱反射するというアンチグレアの特性上、特に高精細なAMOLEDパネルを搭載したスマートフォンなどでは「にじみ・ちらつき」が目立ちやすいというデメリットもあります。

新発売されたOverLay Plus Liteではアンチグレア処理を控えめにすることで、指滑りや指紋の付きにくさはそのままに、にじみが低減されています。

映り込み防止

左がOverLay Plus Lite、右がOverLay Plusを貼り付けたスマホです。

同じ角度になるようにしてライトを当てたところ、右のOverLay Plusだとぼんやりと拡散してシルエットが見えませんが、左のOverLay Plus Liteでは長方形のライトのシルエットが分かります。

強い光源・白いものだと差が分かりやすいものの、顔の写り込み程度ならOverLay Plus LiteでもOverLay Plusと変わらないぐらいに抑えられます。

OverLay Plus Lite

色の再現性・にじみ

OPPO Find X3の顕微鏡でOverLay Plus LiteとOverLay Plusを貼り付けた画面を撮影してみました。

左のOverLay Plus Liteでは若干白っぽい表示にはなりつつも、AMOLEDのダイヤモンドピクセル配列が分かります。

一方、右のOverLay Plusでは強く乱反射して配列がぼやけています。

これが色の再現性やにじみに大きく影響し、白い画面を表示しているときでもOverLay Plusよりにじみがかなり少なくなっていました。

配列

ちなみに光沢保護フィルムを貼り付けた際はこんな感じです。

OverLay Plus Liteだと普通の光沢保護フィルムに比べると少し白っぽく見えます。

ダイヤモンドピクセル配列

輝度の低下

光沢保護フィルムとOverLay Plus Liteを付けたときの輝度をLX-1336Bで計測してみると、875nits→868nitsと7nits程度しか変わりませんでした。

これぐらいなら人の目でみたときに感じる明るさには大きな影響はありません。

明るさ

 

ミヤビックス OverLay Plus Liteは

  • 顔の映り込み防止ができる程度でいい
  • にじみを抑えたい
  • できるだけ色の変化を小さくしたい

という方におすすめです。

さらさらとした指滑りや指紋の残りにくさはOverLay Plusと同じ程度なので、反射防止ぐあいをどれだけ求めるかでどちらを選ぶか決めると良いと思います。

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