PlimPad P50レビュー。UNISOC T610搭載10.1インチAndroid 11タブレット

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評価: 3

PlimPad P50タブレットをいただきました。

実売1万円台ながらそこそこの動き

PlimPad P50は1万円台で購入できる激安Androidタブレットですが、UNISOC T610搭載のおかげでもっさりとした動きではなく、そこそこ快適に動かせます。

  • 10.1インチ IPSディスプレイ
  • UNISOC T610でもっさり感なし
  • GPS対応
  • microSDカード対応
  • 6000mAhバッテリー、USB Type-Cポート
  • ガラスのコーティングがなく指滑りが悪い
  • 彩度・コントラストが高すぎる
  • 58Hzリフレッシュレート
  • 明るさの自動調整に非対応
  • USB-C to Cケーブル非対応
  • 技適が無効
PlimPad P50
OS Android 11
RAM 4GB
ストレージ 64GB
microSDカード対応
プロセッサ UNISOC T610
ディスプレイ 10.1インチ 1920 x 1200
サイズ 122.2 x 204.2 x 9.5mm
重さ 520g (実測508g)
SIM
メインカメラ 13MP
フロントカメラ 5MP
バッテリー 6000mAh
USB端子 USB Type-C (USB2.0)

付属品は充電器・USB Type-A to Cケーブル、説明書などです。

付属品

視野角は良いが発色がどぎつい

PlimPad P50は10.1インチ1920 x 1200解像度のIPSディスプレイを搭載しています。

コーティングがされておらず指滑りが悪いですが、ガラスコーティングをしてやると格段に使いやすくなります。

ディスプレイ

タッチ感度は特に問題なく、1万円台という激安価格なのにそこそこ快適に使えます。

ただ、どうも彩度・コントラストをやたらと高くするよう調整されているようで、写真だと分かりにくいですが色がかなり濃く、元の色合いから大きくかけ離れた表示になってしまいます。

いくら彩度が高い方が一般的には好まれるとはいえ限度があるので、もう少し抑えてもらいたいところです…。

発色

残念ながらリフレッシュレートは58Hzで、60Hzではありません。

画面の明るさは自動調整できないため、自分で調整する必要があります。

58Hz

メタリックな背面

背面はメタリックで、触ると少しひんやりとしています。

カメラは出っ張っているため、机の上におくと少しガタつきます。

背面

背面に技適マークがありますが、番号が書かれていないので無効です。

技適検索でもそれらしきものは出てきませんでした。

技適

重さは508gでした。

508g

ステレオスピーカー

下部にスピーカーが搭載されており、横持ちしたときに手で塞がれることがないので聞こえやすいです。

音量は十分で、ちゃんとステレオ再生が可能です。

低音が強めに出るよう調整されており、高音は弱いです。

スピーカー

3.5mmイヤホンジャックもあるので、有線イヤホンをアダプターなしにつなぐこともできます。

microSDカードで容量追加できるので、音楽再生用途に役立ちそうです。

3.5mmイヤホンジャック

GPS対応

PlimPad P50はGPS対応です。

ただ、屋外でも1つぐらいしか掴めておらず、正確な位置を素早く確認したい、という用途には向いていないと思います。

USB Type-Cポート採用

PlimPad P50は格安ながらもUSB Type-Cポートを採用しており、差しやすいです。

ただ、USB Type-C to Cケーブルには対応していないため他のスマホやノートPCとのケーブルの共用はしにくいです。

USB Type-C

ジェスチャー操作対応、シンプルなOS

PlimPad P50はAOSPベースのUIで、Google製アプリ以外に邪魔なプリインストールアプリは入っていません。

Android 11なので、古くてアプリがインストールできないなどの問題が起きにくいです。

日本語対応で、AOSPにない機能は一部英語表記になっています。

タップして画面オンにしたり裏返して着信をミュートにしたりするジェスチャーに対応しています。

ジェスチャー

ナビゲーションバーの順番を変更する機能もあり、好きな配置で使えます。

ナビゲーションバー

UNISOC T610搭載

PlimPad P50はUNISOC T610を搭載しています。

最低限普段使いが快適にできる程度の性能は持っており、もったりした動作にはなりません。

T610

Geekbench 5ではシングルコア 350、マルチコア1315でした。

Geekbench

3DMark Wild Life Stress Testではスコア530→528、2~7FPSで、低性能な代わりに発熱は小さめです。

3DMark

PCMark Work 3.0ではスコア7748でした。

PCMark

ストレージはeMMC 5.1で、読み込み・書き込み性能ともに低いです。

格安なので仕方が無いですが…。

ストレージ

まとめ

  • 10.1インチ IPSディスプレイ
  • Unisoc T610でもっさり感なし
  • GPS対応
  • microSDカード対応
  • 6000mAhバッテリー、USB Type-Cポート
  • ガラスのコーティングがなく指滑りが悪い
  • 彩度・コントラストが高すぎる
  • 58Hzリフレッシュレート
  • 明るさの自動調整に非対応
  • USB-C to Cケーブル非対応
  • 技適が無効

PlimPad P50はAmazonにて2021/11/17現在19,900円で販売されています。

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