realme GT2 Explorer Master Editionレビュー。原神86.2FPSのフレーム補間や隠れショルダーボタン搭載

realme GT2 Explorer Master Editionレビュー。原神86.2FPSのフレーム補間や隠れショルダーボタン搭載

評価: 4

realme GT2 Explorer Master Edition (真我GT2大师探索版) を購入しました。


隠れゲーミングスマホ

realme GT2 Explorer Master EditionはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したスマートフォンです。

ショルダーボタンを外からは見えない形で搭載し、原神を90FPSにフレーム補間して滑らかな動きにできるなど、ゲーミングスマホに勝るとも劣らない機能を備えています。

4辺がほぼ均等なベゼルレスデザインで、スマホでは珍しいベージュ色のレザーでデザイン性も抜群です。

このレビューはRMX3551_11.A.12_0120_202207191345バージョン、8GB+256GB版で行っています。

  • 高性能&省電力な8+ Gen 1
  • 鮮やかなBOE製AMOLEDフラットディスプレイ
  • 4辺がほぼ同じ狭さのベゼルレスデザイン
  • 80W充電できる5000mAhバッテリー
  • 最大40倍の顕微鏡カメラ搭載
  • 見えないショルダータッチボタン搭載
  • 原神を90FPSフレーム補間可能
  • 日本キャリアのVoLTE対応
  • LPDDR5xメモリ搭載の割に遅い
  • 他の8+ Gen 1搭載機より発熱での性能低下が大きい
  • ベンチマークブーストしている
realme GT2 Explorer Master Edition RMX3551
OS Android 12
RAM 8GB/12GB LPDDR5x
ストレージ 128GB / 256GB UFS 3.1
プロセッサ Snapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ 6.7インチ FHD+ 120Hz AMOLED
サイズ 161.4mm × 74.3mm × 8.5mm
重さ 195g
SIM nano SIM + nano SIM
メインカメラ 50MP (Sony IMX766)
+ 50MP (超広角 Samsung S5KJN1)
+ 2MP (顕微鏡 GalaxyCore gc02m1b)
フロントカメラ 16MP (Samsung S5K3P9)
バッテリー 5000mAh
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)
バンド 5G NR:
SA: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28A/n38/n40/n41/n66/n77/n78
NSA: n41/n77/n78
GSM: 850/900/1800/1900
CDMA 1x: BC0
WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28A/B66
TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41

付属品は保護ケース、100W充電器、USB Type-Cケーブル、説明書などです。

付属品

残念ながら100Vでは最大11V/7.3A = 80.3Wまでしか出力できません。

80W

ベゼルレスで美しいディスプレイ

realme GT2 Explorer Master Editionは4辺のフチがかなり狭く、フラットディスプレイで端から端まで見やすいです。

保護フィルムは最初から貼られています。

ディスプレイ

BOE製BF092_AB241パネル・SSAB390011 TPを採用しており、Samsung製と同じようなダイヤモンド配列です。

Samsung製AMOLEDと比較しても遜色ないほどの美しさです。

見比べるとrealme GT2 Explorer Master EditionのほうがSamsung E5ディスプレイよりもコントラストが少し高めで、黒が少し浮いたように見えます。

BOE

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延はタッチからカーネルが7.4ms、カーネルからJavaが6.3ms、画面描画が27.5msで合計41.2msでした。

タッチレイテンシー

Pixelworks X7チップを搭載しており、ビデオモーションエンハンスメントではMEMCフレーム補間により低フレームレートの動画を60FPSや120FPSにブーストすることができます。

かなり滑らかな映像になります。

MEMC

残念ながらWidevine L3です。

Widevine

高速な画面内指紋認証センサー

realme GT2 Explorer Master Editionは画面内指紋認証センサーを搭載しています。

認証はかなり高速で、失敗することもほとんどありませんでした。

指紋認証を補助する、端末が動いたときに指紋認証アイコンを表示する機能やアイコンが出ていない状態でも認証できるようにする設定などがあります。

指紋認証

レザーで手触り良し

realme GT2 Explorer Master EditionのデザインはThe North FaceのデザイナーJae Jung氏によるものです。

硬箱·旷野カラーではリサイクルレザーが使用されており手触りが良く、端の焦げ茶色の部分は滑り止めのような役割を果たします。

左上だけネジ穴のような装飾がないのが気持ち悪いなぁと最初は思っていましたが、実物だとチョコレート色の落ち着いた色合いと手触りの良さのほうが勝っており、あまり気にならなくなりました。

まぁスマホの背面は見るよりも触ることのほうが多いですしね…。

デザイン

重さは最初から貼られている保護フィルム込みで196.4gです。

重さ

魚眼や顕微鏡カメラを搭載

realme GT2 Explorer Master Editionは

  • 50MP (Sony IMX766)
  • 50MP (超広角 Samsung S5KJN1)
  • 2MP (顕微鏡 GalaxyCore gc02m1b)

のトリプルカメラです。

カメラ

すべて手持ち・オートで撮影した写真はこちらに保存しています。

写真

彩度を極端に上げすぎないようになっているようで、赤とマゼンタの区別もつきやすいです。

色合い

特に夜景がなかなか強く、肉眼だと暗いシーンでもまるで明るい時間帯に撮影したかのような写真を撮影できます。

夜景

白飛びもかなり抑えられています。

ただXiaomi 12S Ultraなどさらにカメラが強いスマホよりは暗い写りになります。

白飛び

最大40倍までの顕微鏡カメラも搭載。

realme GT 2 Proと同じカメラなのですが、realme GT2 Explorer Master Editionのほうがピントが合いにくい感じがします。

顕微鏡

150°の超広角カメラでは、魚眼レンズのような撮影が可能です。

魚眼レンズ

動画は4K@60fps撮影ができ、OIS 光学式手ぶれ補正に対応しています。

最大100W急速充電対応、ただし日本では80Wまで

realme GT2 Explorer Master Editionは最大100Wでの急速充電が可能です。

ただ充電器の仕様上200Vの地域でしか100W出力できず、日本のような100Vの地域では80Wまでに制限されています。

それでも充電にかかる時間がかなり短いですし、GaN採用で5000mAhバッテリーを搭載しているおかげでバッテリー持ちも良いです。

USB Type-C

日本キャリアのVoLTEに標準対応

realme GT2 Explorer Master Editionはdocomo・au・SoftBank・楽天モバイルすべてでVoLTEに標準対応しています。

  • 5G NR:
    SA: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28A/n38/n40/n41/n66/n77/n78
    NSA: n41/n77/n78
  • GSM: 850/900/1800/1900
  • CDMA 1x: BC0
  • WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
  • FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28A/B66
  • TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41

と対応バンドも幅広く、Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoIIJmioOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。

VoLTE

Dolby Atmos対応ステレオスピーカー搭載

realme GT2 Explorer Master EditionはDolby Atmos対応で、ステレオスピーカーを搭載しています。

スピーカー位置は左右対称ではないですが、左右ともに側面にスピーカー穴があるタイプです。

メインはディスプレイ面にある通話用スピーカー穴のようで、側面の穴からも漏れて聞こえるイメージです。

高音は弱いものの低音はそれなりに出ており、十分です。

スピーカー

WALT Latency Timerでオーディオ出力遅延を計測すると32.3msでした。

オーディオ

音量ボタンは左側面にあります。

音量ボタン

電源ボタンは右側面にあります。

電源ボタン

一見すると電源ボタンしかないように見えますが、実は両端に感圧式のショルダーボタンがあります。

ゲームモードで設定することで、ボタンをタッチすることで画面内の好きな位置をタップしたことにでき、素早い操作が可能です。

ショルダーボタン

ベンチマークブーストのためスコアは役立たず

realme GT2 Explorer Master Editionはrealme GT Neo 3と同様に、ベンチマークアプリを開いた時だけCPU・GPUクロックを最大値に固定した上でサーマルスロットリングも大幅に緩くするベンチマークブーストを行っています。

通常ではあり得ない挙動をするため、他機種とのベンチマーク結果の比較は無意味です。

低品質な企業が手を染めるようなセコいブーストをしなくても元々良い性能だというのに、水を差すような真似は止めて欲しいです…。

なお、ベンチマークブーストは「他のメーカーもやってるから問題ない」というレベルのものではなく、ベンチマークアプリを提供しているUL Solutionsが直々に禁止している行為です。禁止事項を破っている以上擁護する余地はなく、ただの迷惑行為でしかありません。

GTモードオフの状態で左が原神に偽装したGeekbench、右が通常ビルドのGeekbenchのスコアです。

原神に偽装したバージョンが実際の使用シーンで出る性能ということになりますが、このスコアはSnapdragon 8 Gen 1や870に近いレベルです。

かなりキツく制限されており、ブーストしてようやく通常モードのXiaomi 12S Ultraと肩を並べられる程度です。

Geekbench

3DMarkではさらにひどい状態になり、Stress Testをするとバッテリー温度は46℃まで上昇し、熱くなりすぎて途中でアプリが強制終了されました。

悪いベンチマーク結果が送信されないようにわざとしているのかもしれませんが、Wi-Fiも勝手にオフになるほどです。

過去にはMeizu 18がベンチマーク時に60℃以上になってシャットダウンされたことがあり、これは2番目にひどい挙動です。

3DMark

PCMarkでも、通常は多少波があるはずのCPUクロックの推移がほぼ水平になっており、クロックを固定していることが分かりやすいです。

ブーストしているのにスコアは大して伸びておらず、なぜブーストしたのか理解に苦しみます。

PCMark

世界初のLPDDR5xメモリ搭載、ただし性能は発揮できず

realme GT2 Explorer Master Editionは世界初となるLPDDR5xメモリと、Samsung製KLUEG4RHGB-B0E1 UFS 3.1ストレージを搭載しています。

ただメモリコピーの数値はLPDDR5メモリと大した違いがなく、劇的な変化は見られません。

LPDDR5メモリ搭載のROG Phone 6のほうが速いくらいです。

性能面では期待外れなものの、省電力という面では効果があるのかも知れません。

ストレージ

原神を平均51.1FPSでプレイできる性能

原神を最高画質・60FPS設定でプレイしてWeTest PerfDogで計測すると、平均45.1FPSで1FPSあたり106.66mWの消費電力でした。

原神

パフォーマンスを向上するGTモードをオンにすると、平均51.1FPSで1FPSあたり100.61mWの消費電力でした。

バッテリー温度は39℃までの上昇で、一瞬画面が止まったような表示になることがあったため、GTモードでさえ制限が強いか、最適化がうまくいっていないのだと思われます。

realmeより早く発売したXiaomi 12S Ultraでは平均58.8FPSでプレイできていますし、残念です。

原神

World of Tanks Blitzでは、120FPS設定・グラフィック設定すべて最高値でのプレイしたところ平均101.9FPSで、1FPSあたり53.56mWの消費電力でした。

バッテリー温度が35℃を超えたあたりで60FPSに制限されてしまい、ガクッとフレームレートが落ちています。

ベンチマークではサーマルスロットリングを緩めるくせに、実際のゲームプレイではかなりキツいスロットリングを強制するとは…。

WoT

フレーム補間で不安定ながらも原神90FPSプレイが可能

realme GT2 Explorer Master Editionはrealme GT Neo 3と同様、グローバル版原神でのフレーム補間が (一応) 可能です。

ただいつの間にか最新の定義ファイルがダウンロードされるようで、すぐフレーム補間が使えなくなってしまう、温度によって自動で無効化されるなど不安定です…。

フレーム補間は使えたらラッキー、程度であまり期待しないほうが良いです。

 

フレーム補間を使うには、まず設定→アプリ→アプリ管理でGame Assistantを探してアンインストールしてください。

次にこちらからGames 7.2.3をダウンロードしてインストールしてください。(HeyTapアカウントでのログインを求められます)

Activity LauncherをインストールしてGame Assistantの項目を探し、一番下にあるcom.coloros.gamespaceui.activity.GameDevelopOptionsActivityを開くと、このようにデバッグメニューが出るため「提升帧率」をオンにしてください。

他の項目もオンにするとUltra-steady framesなどの強制有効化もできます。

Game Assistant

成功するとこのようにFrame Plusのメニューが出てくるので、60FPS設定にした状態で「Boost frame rate」をオンにすればフレーム補間が有効になります。

フレームレートが45FPSを上限として表示されていれば動作している、60FPSなら動いていないことになります。

Frame Plus

フレーム補間を有効にした状態では45 x 2で90FPSプレイを実現しています。

平均86.2FPS、1FPSあたり59.23mWの消費という素晴らしい結果でした。

ただやはりサーマルスロットリングがここでも悪影響を及ぼしており、38℃を超えたあたりでフレーム補間が無効化されてしまいました。

原神フレーム補間

日本語対応、フォントも変えられる

realme GT2 Explorer Master Editionは中国版でありながらも日本語対応です。

フォントもちゃんと日本語フォントになっており、グローバル版のテーマストアをインストールすることでMejiro日本語フォントなども適用できます。

Roboto & M+の合成フォントMejiroをリリース。MagiskモジュールやXiaomi/OPPOテーマストアで配布中 – AndroPlus
主にAndroid向けに合成フォントを作ってみました。 Robotoは残しつつ日本語表示を変えたい人向け root化したAndroid端末向けにシステムフォントをKoruriに変更するMagiskモジュールをすでに公開しています。 ただ、KoruriはOpen SansとM+…
Roboto & M+の合成フォントMejiroをリリース。MagiskモジュールやXiaomi/OPPOテーマストアで配布中 - AndroPlus

まとめ

  • 高性能&省電力な8+ Gen 1
  • 鮮やかなBOE製AMOLEDフラットディスプレイ
  • 4辺がほぼ同じ狭さのベゼルレスデザイン
  • 80W充電できる5000mAhバッテリー
  • 最大40倍の顕微鏡カメラ搭載
  • 見えないショルダータッチボタン搭載
  • 原神を90FPSフレーム補間可能
  • 日本キャリアのVoLTE対応
  • LPDDR5xメモリ搭載の割に遅い
  • 他の8+ Gen 1搭載機より発熱での性能低下が大きい
  • ベンチマークブーストしている

 

realme GT2 Explorer Master Editionはベゼルレスなフラットディスプレイにベージュ色の特徴的なデザインで、他の人のスマホとデザインを被らせたくない人におすすめです。

Snapdragon 8+ Gen 1のおかげで省電力かつ高性能ですし、80W急速充電に顕微鏡カメラ、ショルダーボタンなど便利で面白い機能も搭載しています。

他の8+ Gen 1搭載機種に比べると熱制御が強いことがデメリットですが、中国版でありながらも日本語やVoLTE対応で使いやすいというメリットもあります。

 

realme GT2 Explorer Master Editionは8+128GB版が3499元 (約7.1万円) ~で販売されています。

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