REDMAGIC 7Sレビュー。冷却ファン内蔵で長時間プレイに耐えられる

背面

評価: 4.5

REDMAGIC 7S (红魔7S 氘锋透明版) を貸し出していただきました。


冷却ファン付きゲーミングスマホ

REDMAGIC 7SはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したスマートフォンです。

空冷ファンを内蔵しているおかげで、別途外部クーラーを装着しなくてもある程度冷却でき、長時間プレイが安定します。

リフレッシュレートは165Hz、タッチサンプリングレートは720Hzで、滑らかかつ低タッチ遅延なプレイ環境が整います。

このレビューはNX679S_CNCommon_V2.23バージョン、12GB+256GB版で行っています。

  • 高性能&省電力な8+ Gen 1
  • 20,000 RPM冷却ファン
  • 鮮やかなAMOLEDフラットディスプレイ
  • 165Hzリフレッシュレート対応
  • 120W充電できる4500mAhバッテリー
  • 3.5mmイヤホンジャック搭載
  • バッテリー最適化が勝手にオンに戻る
  • 日本語訳ミスが目立つ
  • 重い
REDMAGIC 7S NX679S
OS Android 12
RAM 8GB / 12GB / 16GB LPDDR5
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB UFS 3.1
プロセッサ Snapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ 6.8インチ FHD+ 165Hz AMOLED
サイズ 170.57mm × 78.33mm × 9.5mm
重さ 215g
SIM nano SIM + nano SIM
メインカメラ 64MP
+ 8MP (超広角)
+ 2MP (マクロ)
フロントカメラ 8MP
バッテリー 4500mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)
バンド GSM 2/3/5/8
WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
TD-LTE B34/B38/39/40/41
FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28A/B66
5G NR NSA: n41/n78/n77/n38
SA:n41/n78/n1/n77(3600M-4100M)/n28A/n3/n7/n8/n20/n5

箱

付属品は保護ケース、165W充電器、USB Type-Cケーブル、ステッカー、説明書などです。

付属品

REDMAGIC 7S自体は120W充電までの対応ですが、充電器は100V環境でも165W出力までPPSでできるようになっています。

他メーカーのスマホでは100Vでの165W充電はまだ実現できていないため、もしデバイス側が165W充電に対応すればREDMAGICが日本初の165W充電対応スマホになれる可能性があります。

充電器

パンチホールのないフラットディスプレイ

REDMAGIC 7Sはベゼルにインカメラを埋め込むことで、パンチホールのないディスプレイに仕上げています。

6.8インチのAMOLEDディスプレイで、リフレッシュレートはなんと165Hzにまで対応しています。

ディスプレイ

60・90・120・165Hzから選べるようになっています。

165Hz

通常だとバッテリー消費削減のために自動的にリフレッシュレートが調整されますが、開発者向けオプションで「画面ロックのリフレッシュレート」をオンにすれば固定できます。

ロック

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は、120Hzリフレッシュレート+720Hzタッチサンプリングレート時はタッチからカーネルが15ms、カーネルからJavaが3.3ms、画面描画が29msで合計47.3msでした。

165Hzリフレッシュレートだと合計37.8msになりますが、ほとんどのゲームは60~120FPS止まりなのであまり活用できません。

タッチ遅延

色域や色温度は設定から調整できます。

色合い

Widevine L1で、Amazonプライムビデオ (ベータ版) などでHD画質でのストリーミング再生ができます。

Widevine

画面内指紋認証センサーを搭載しており、精度はそこそこ良いです。

なお、Bootloader Unlockすると指紋認証を使えなくなります。Relife RL-071Aを使えば復旧できるようです。

オタク心をくすぐる透明な背面

红魔7S 氘锋透明版では背面がスケルトンになっており、冷却ファンなど中の構造が透けて見えます。

Snapdragon 8+ Gen 1のロゴなども描かれています。

背面

重さは228.3gと重量級です。

重さ

64MPカメラ搭載

REDMAGIC 7Sはゲーミングスマホでありながらも、64MPをメインカメラとしたトリプルカメラ構成です。

カメラ

チキンディナーもそこそこ綺麗に撮影できます。

チキンディナー

映像出力対応のUSB Type-Cポート

REDMAGIC 7SのUSB Type-CポートはUSB 3.2 Gen 1対応で、DisplayPort Alt Modeでの映像出力も可能です。

USB Type-C

ミリ波のアクセサリーを利用して映像出力することもできるようです。

プロジェクション

120W急速充電対応ですが120Wが出るのはかなり限られた条件下のみで、90W程度で充電されたあとはすぐ50W台にまで制限されます。

充電

日本キャリアのVoLTEに対応

REDMAGIC 7Sは

  • GSM 2/3/5/8
  • WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
  • TD-LTE B34/B38/39/40/41
  • FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28A/B66
  • 5G NR NSA: n41/n78/n77/n38
  • SA:n41/n78/n1/n77(3600M-4100M)/n28A/n3/n7/n8/n20/n5

という対応バンドで、Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoIIJmioOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。

日本キャリアのVoLTEにもちゃんと対応しています。

VoLTE

3.5mmイヤホンジャックあり

ゲーミングスマホらしく3.5mmイヤホンジャックが上部にあります。

トップ

WALT Latency Timerでイヤホンジャックのオーディオ出力遅延を計測すると25.9msでした。

オーディオレイテンシー

DTS: X Ultraを利用できます。

dtsX Ultra

Bluetoothでの96kHz再生をオンにする設定も用意されています。

REDMAGIC 7S

ショルダーボタンを搭載

側面にはショルダーボタンがあり、設定しておけばゲーム中に画面を触ることなくアクションを起こせます。

ショルダーボタン

赤いスイッチをスライドすることで、ゲームモードに入れます。

ゲームスイッチ

放熱ファンでクーラー要らず

REDMAGIC 7Sは冷却用のファンを内蔵しているため、クーラーを外付けしなくてもある程度放熱してくれます。

本格的な外部クーラーに比べればまだマシではあるものの音はするので、静かな場所での使用には向いていません。

透明版だとファンが回っている様子が分かります。

ファンのスピードはインテリジェント設定だと温度に合わせて自動調整されます。

ゲームモードに入るか、クイック設定のファンのタイルを押すことでファンをオンにできます。

冷却ファン

高い性能を長時間維持できる

REDMAGIC 7Sは冷却ファン搭載に加え、サーマルスロットリングが緩めなことで高い性能を長時間維持しやすくなっています。

 

ベンチマークアプリ起動時のみ勝手に冷却ファンがオンになりますが、これはULのポリシー違反になるので計測時はファンをオフにしました。

Geekbench 5では左側の原神に偽装したバージョンでシングルコア1106、マルチコア3916です。

残念ながら通常ビルドではCPUクロックを最大値に固定するベンチマークブーストを行っており、不正確なベンチマーク結果になっています。

Geekbench

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア15721でした。

何故かPCMarkではCPUクロックを最大値に固定していません。

パフォーマンスとバッテリー持ちの計測どちらを実行しているか判断できないためでしょうか…。セコいですね。

PCMark

3DMark Wild Life Stress Testではスコア10756で、温度上昇は27℃→51℃ (24℃上昇)、42~81 FPSでした。

冷却ファンをオンにした状態だとスコアは10837に上昇しており、安定度も96.7%→97.6%へと改善されています。

3DMark

ストレージはまぁまぁの速度です。

ゲーミングスマホとしてはもう少し速いほうが良かったと思います。

ストレージ

原神を最高画質・60FPS設定でプレイしてWeTest PerfDogで計測すると、平均58.9FPSで1FPSあたり108.32mWの消費電力でした。

Xiaomi 12S Ultraに次ぐ省電力・高性能で、さすがはゲーミングスマホといったところです。

バッテリー温度は最大で39℃程度までの上昇で、サイドフレームが少し熱くなっていました。

原神

World of Tanks Blitzでは、120FPS設定・グラフィック設定すべて最高値でのプレイしたところ平均119.3FPSで、1FPSあたり43.05mWの消費電力でした。

ほぼ120FPS張り付きで凄いです。

WoT

日本語訳が微妙なところも

REDMAGIC 7Sは中国版でも日本語を選べるようになっています。

初期設定時は英語しか選べませんが、言語設定では日本語を含むほかの選択肢も選べます。

言語

日本語訳は機械翻訳で、アプリ設定が「適用する」になっているなど翻訳ミスが散見されます。

Enable Google serviceをオンにしたあとPlayストアのAPKをインストールすることで、Playストアを使えるようになります。

Googleサービス

バッテリーの最適化をオフにできる…のですが、しばらくすると勝手に戻ってしまいタスクキルされるため、通知関係はまず来ないと思っていたほうが良いです。

バッテリーミックスを裏で動かそうとしても最適化する設定になってすぐ終了されてしまい、記録できませんでした。

バッテリーを充電せずに給電するバイパス充電 (Charge separation) が利用できるところは良いと思います。

バッテリー

アプリクローンや画面内指紋認証センサーを使った心拍数測定など、色々な機能を搭載しています。

多機能

まとめ

  • 高性能&省電力な8+ Gen 1
  • 20,000 RPM冷却ファン
  • 鮮やかなAMOLEDフラットディスプレイ
  • 165Hzリフレッシュレート対応
  • 120W充電できる4500mAhバッテリー
  • 3.5mmイヤホンジャック搭載
  • バッテリー最適化が勝手にオンに戻る
  • 日本語訳ミスが目立つ
  • 重い

 

REDMAGIC 7Sは放熱ファン内蔵のおかげで、クーラーがなくとも高い性能を低い消費電力で維持しやすいです。

165Hzリフレッシュレートに加えて720Hzタッチサンプリングレートであるおかげで滑らかかつタッチ遅延の少ないプレイが可能です。

 

REDMAGIC 7Sは日本に代理店があるせいでグローバル版公式サイトJDから購入することはできず、しかもREDMAGIC 7Sシリーズの日本投入予定はないため入手手段が限られています。

日本に投入されていたらBlack Shark 5 Proを余裕で打ち負かす最高峰のゲーミングスマホとして君臨していたと思うのですが…。

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