Redmi Note 11 Pro+ 5Gレビュー。120W充電 & 120Hz Samsung AMOLED搭載、普段使いが快適に

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Pro+

評価: 4.5

Redmi Note 11 Pro+ 5Gをいただきました。

格安機でも120W充電 & 120Hz AMOLED

Xiaomi Redmi Note 11 Pro+ 5GはMediaTek Dimensity 920を搭載しており、5G対応のスマートフォンです。

120Wでの超高速な充電が可能で、120Hzリフレッシュレート対応のAMOLED、3.5mmイヤホンジャックを搭載するなど普段使いを快適にするための機能が付いています。

CPU性能はそこまで求めていないけれど、120Hzや急速充電は欲しいという方におすすめです。

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  • 120Hzリフレッシュレート対応
  • 鮮やかなSamsung製AMOLED
  • 120W対応4500mAhバッテリー
  • 3.5mmイヤホンジャック & microSDカード対応
  • 日本キャリアのVoLTE対応
  • 夜景はそれほど明るく撮れない
  • 4万円近くとしては性能が控えめ (主に円安のせい)
Redmi Note 11 Pro+ 5G
OS Android 11
RAM 6GB/8GB LPDDR4X
ストレージ 128GB/256GB UFS 2.2
microSDカード対応
プロセッサ MediaTek Dimensity 920
ディスプレイ 6.67インチ FHD+ 120Hz AMOLED
サイズ 163.65 x 76.19 x 8.34mm
重さ 204g
SIM nano SIM + nano SIM
メインカメラ 108MP (Samsung s5khm2sd)
+ 8MP (超広角 Samsung s5k4h7)
+ 2MP (マクロ GalaxyCore gc02m1)
フロントカメラ 16MP (SONY IMX471)
バッテリー 4500mAh
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)
バンド 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
3G: WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
4G: LTE TDD:38/39/40/41/42
5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78

箱

付属品は透明保護ケース、120W充電器、専用USB Type-A to Cケーブル、説明書等です。

付属

EU版なので変換器が必要ですが、ひとまず100Vでも120W充電を使えます。

USB Type-Aポート1つの充電器なのに中身はUSB PD対応という特殊なタイプで、一応この充電器を使って他のUSB PD対応機器を充電することもできます。

ただし通常のUSB PD機器だと禁じられている、ケーブルを挿した時点で相手の機器を確認せず電圧を掛ける「Vbus Hot」と呼ばれる状態になるので、機器によっては問題が起きる可能性がありおすすめできません。

120W

Samsung製AMOLEDディスプレイ

120Hzリフレッシュレート対応、FHD+解像度の6.67インチディスプレイを搭載しています。

格安ながらもAMOLEDディスプレイで鮮やかさが確保されています。

ディスプレイ

ダイヤモンド配列で、ID 38 = Samsung製です。

配列

Widevine L1で、Amazonプライムビデオ (ベータ版) などでHD画質でのストリーミング再生ができます。

DRM

120Hzリフレッシュレートに対応しているため、滑らかな表示が可能です。

一度120Hzを体感するともはや60Hzには戻れず、60Hzだとスペック以上にガクガクしているように感じるぐらいですし、120Hzリフレッシュレート対応は普段使いの快適さを上げることに大きく貢献しています。

120Hz

タッチ・レイテンシ(ms)の測定アプリでの計測結果は平均85.4msでした。

タッチレイテンシー

ギラギラしたデザイン、108MPカメラ搭載

スターブルーだとラメ入りのギラギラとしたデザインが特徴的です。

フラットなディスプレイに合わせ、側面もフラットです。

Pro+

Samsung HM2 108MPカメラを搭載しています。

108MP

撮影した写真はこちらに保存しています。

写真

赤色を少し濃いめに調整するクセがあるようです。

赤色

夜景ではイルミネーションの周囲がかろうじて見える程度には映るものの、周囲は肉眼と同じぐらいの暗さです。

夜景

3.5mmイヤホンジャックあり

Redmi Note 11 Pro+ 5GJBLチューニングのステレオスピーカーを搭載しています。

左右の同じ位置にスピーカーが配置されているため、バランスが良いです。

3.5mmイヤホンジャック、赤外線ポートもあります。

JBL

Dolby Atmos対応で、スピーカーでもオフにできます。

Dolby Atmos

120W急速充電対応のUSB Type-Cポート

Redmi Note 11 Pro+ 5Gは格安機なのに120W急速充電にも対応しており、4500mAhバッテリーを10%→100%まで35分で充電できるというかなりのスピードです。

microSDカード

120W充電はピーク時のみで通常は70W程度で充電され、70%ほどで60W、80%ほどで50Wと制御されています。

充電

温度も最大で37.3℃とそれほど高くなっていませんでした。

充電が速すぎてグラフがほぼ垂直になっています。

充電

なお、120W充電は安全とはいえ通常の急速充電よりはバッテリーへの負荷が高まります。

不要であれば設定でオフにすることもできます。

ブースト

重さは209.8gです。

重さ

VoLTEはコマンド一つで有効化できる

nano SIM 2枚またはmicroSDカードに対応しています。

  • 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
  • 3G: WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
  • 4G: LTE TDD:38/39/40/41/42
  • 5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78

という対応バンドでY! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoIIJmioOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。

残念ながらVoLTEはデフォルトでは有効化されていませんが、電話アプリで「*#*#86583#*#*」(86583 = ダイヤルパッドの英数字でvolte) と打ち込むだけで有効化されます。

VoLTE

軽いゲーム程度なら動かせる

Redmi Note 11 Pro+ 5Gが搭載しているMediaTek Dimensity 920は、Snapdragon 680や765Gを超える程度の性能を持っています。

3Dの重たいゲームを快適にプレイするには不十分ですが、軽いゲーム程度なら問題なく動かせます。

3DMark Wild Life Stress Testではスコア1958で、温度上昇は21℃→28℃ (7℃上昇)、7~15 FPSでした。

3DMark

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア10544でした。

PCMark

Geekbench 5ではシングルコア688、マルチコア2224です。

Geekbench

ストレージはUFS 2.2なのでそれなりの遅さです。

とはいえ特にリード性能ではチューニングが下手なUFS 3.1搭載端末より速いこともありますし、普段使いではそれほど気になりません。

ストレージ

原神を最高画質・60FPS設定で動かしてWeTest PerfDogで計測すると、平均32.6FPSでした。

一瞬動きが途切れたように見える「ジャンク」が55.6と少し多いものの、30FPS以上は出せているので頑張っている方だと思います。

原神

まとめ

  • 120Hzリフレッシュレート対応
  • 鮮やかなSamsung製AMOLED
  • 120W対応4500mAhバッテリー
  • 3.5mmイヤホンジャック & microSDカード対応
  • 日本キャリアのVoLTE対応
  • 夜景はそれほど明るく撮れない
  • 4万円近くとしては性能が控えめ (主に円安のせい)

120Hzリフレッシュレート対応のSamsung製AMOLEDに120W急速充電対応のおかげでウェブサイト閲覧など普段使いが快適ですし、朝にちょっと充電するだけで一日持つ分を充電できて便利です。

2021年はPOCO F3があまりにも凄すぎたので、今の円安で4万円近くになった状態ではRedmi Note 11 Pro+ 5Gの性能だと少し割高に感じますが、仕方がありません。

Redmi Note 11 Pro+ 5GはAliExpressにて4月6日より$319 (約3.9万円)~で販売される予定です。

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