Revopoint POP 3Dスキャナーレビュー。精度0.15mmに改良、さらに最安価格に

Revopoint POP 3Dスキャナー

評価: 5

Revopoint POP 3Dスキャナーをいただきました。

クラウドファンディング第二弾で最安価格に

Revopoint POP 3Dスキャナーはコンパクトながらも高精度な3Dスキャンができる機械です。

今回提供いただいたのはRevopoint POP本体に加え、ターンテーブルやモバイルキットも付属したセットです。

Revopoint POPはPCだけでなく、Android・iOSスマホでも利用できます。

POP

本体には説明書、三脚、USB micro B to Type-Cケーブル、USB micro B to Type-Aケーブルが付属しています。

付属

ターンテーブルは大サイズとポータブルサイズの2種類があります。

スキャンしたいもののサイズや置き場所に応じて変えられるのは良いですね。

テーブル

精度0.15mmにアップデート

Revo Scanアプリがアップデートされたことにより、Revopoint POPの精度は従来の0.3mmから0.15mmへと大きく改良されました。

より高精度な3Dスキャンができ、Revopoint POPの高解像度グローバル露光センサーによりカラーでも実物に近い色彩でスキャンができます。

Revopoint POP 3Dスキャナー

ネジを回して固定・緩めればRevopoint POPの角度を調整できるようになっています。

背面

スキャンする際は付属の黒いシートを背景にしたほうが余計なものが映り込まず綺麗なスキャン結果になります。

シワをできるだけなくしたほうがより良くなります。

スキャン

1~2回の回転で簡単スキャン

スキャンに必要なアプリRevo Scanは公式サイトからダウンロードできます。

以前のバージョンから見た目も変更されています。

スキャン

「スキャン」を押すとスキャン設定ができます。

スキャンしたいものに合わせて適したものを選ぶと、スキャン結果が綺麗になりやすいです。

スキャン

▶を押すとスキャンが始まります。

スキャン

スキャンは何周もすればいいわけではなく、1~2周させるだけで大丈夫です。

サンプル像の場合フレームレートは1周300~600が目安とのことです。

周囲にノイズのように映ってしまうものがあれば、左側のカメラのスライダーを調節したり、スキャンモードを別のものに変えたりしてみてください。

スキャン

■を押すとスキャンを完了できます。

スキャン完了

そのままでは粗いイメージになりますが、メッシュ・テクスチャ (カラーの場合) を実行すれば点群が滑らかな面になって綺麗な結果に変わります。

スキャン結果はSTL・PLY・OBJフォーマットでエクスポートでき、3Dプリンターでプリントできます。

スキャン

高解像度グローバル露光センサーのおかげで、カラーでのスキャンも綺麗です。

左がスキャン直後の点群の状態で、右がメッシュ処理を実行したものです。

滑らかな曲線で、実物と遜色ない色でスキャンできています。

カラースキャン

 

Revopoint POPは3Dスキャンにそれほど熟知していない人でも簡単かつ綺麗なスキャンができ、軽量で持ちやすいため小物から大きなものまで色々なものをスキャンしやすいです。

3Dプリンターで手持ちのものを複製してみたい、モデリング作業を簡素化したいという方にRevopoint POPはおすすめです。

公式サイトで購入する

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