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Xiaomiが製作したパフォーマンス計測ツール、Kiteを使ってみました。
PerfDog並の計測を無料で
Androidスマートフォン・タブレットでのパフォーマンス計測をするツールとしてはGameBench、WeTest PerfDogやTakoStatsなどがあります。
計測ツールは有料である場合が多いのですが、Xiaomiが公開している計測ツールKiteではなんと完全に無料で平均FPSや温度などを計測できます。
Xiaomiスマホだけでなく、Androidならどんなメーカーのデバイスでも使えます。
Kiteの特徴は
- シンプルなプラグアンドプレイ検査
- 正確なデータ、性能/パワーロスが低い(<0.05)
- 7*24時間の自動テストをサポート
- 無料、無料、無料
とのことです。
無料なのは大事なことなので三回言われていますね…。
XiaomiはWeTest PerfDogの採用企業として名前が挙げられていたのに最近更新されたほうの採用企業紹介ページにはロゴがないので、おそらく「PerfDogは高いなぁ…そうだ、自分たちで作ればタダじゃん」と考えて作ったのだと思います。
KiteはWindowsとLinux用の2つが用意されています。
下載ボタンを押すとダウンロードページに進めるので、普通下載を押してください。
何かボタンが出るので押して、立即下載を押せばダウンロードできます。
Kiteの利用には電話番号の登録が必要です。
「注册」ボタンを押してください。
手机号に携帯電話番号、下2つにパスワードを入れて注册ボタンを押します。
携帯電話番号は中国のものでないといけません。
…SMS認証がないので、中国のデータSIMの番号など適当な番号でも登録できてしまいます。
Kiteにログインした状態で、USBデバッグを有効化したスマホをPCに接続すれば左下のドロップダウンでUSB・Wi-Fiモードどちらで接続するか選べます。
消費電力を計測したい場合はWi-Fiモードを選びましょう。
Wi-Fiモードの場合、このようなメッセージが出たらUSBケーブルを外して構いません。
+ボタンを押すと計測する項目を選べます。
平均FPS、CPU/GPUクロック、温度、メモリー、サーマルゾーンなどがあります。
开始を押すと計測が始まります。
Xiaomi 13 Ultraで原神をスメールでプレイした結果だとこのようになりました。
PerfDogなどの結果と遜色ない結果で、足りないデータというと「ジャンク」ぐらいなものです。
計測終了時にExcelファイルでエクスポートできるため、ロード画面時のデータを消して平均FPSを出し直したり、最小フレームレートなどを自分で算出したりすることもできます。
中国の携帯電話番号が必要だったりUIが中国語だったりするところが難点ではあるものの、完全に無料で使えるというのは嬉しいところです。