N-one NPad Airタブレットレビュー。FHD解像度で動画再生専用機向け

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N-one NPad Air

N-one NPad Airタブレットをいただきました。

動画再生用途に使える最低限スペック

N-one NPad AirはAndroid 11、UNISOC T310を搭載した激安Androidタブレットです。

動画再生や電子書籍閲覧ぐらいであればできる程度の最低限の性能です。

N-one NPad Air

付属品はUSB Type-A to Cケーブルと充電器、説明書です。

付属品

色合いや視野角は十分なディスプレイ

N-one NPad Airは1万円台ではあるものの、ディスプレイは10.1インチ 1920 x 1200 FHD解像度です。

色合いや視野角も十分良く、綺麗に表示できます。

N-one NPad Air

ただ、残念なことにWidevineはL3止まりで、AmazonプライムビデオなどDRMがかかっているストリーミングサービスではHD画質での再生ができません。

YouTubeなどでは1080pで再生できます。

YouTube

激安タブレットだとリフレッシュレートが50Hz台になっていることが多いのですが、N-one NPad Airは62Hzリフレッシュレートです。

なぜ2Hz多いのかは分かりませんが、60Hzに満たないよりは良いです。

60Hz

HDR動画再生時に輝度をLX-1336Bで計測すると、最大288nitsに達しました。

明るさは高めに設定しないといけないものの、室内では十分な明るさです。

明るさ

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計88.6msでした。

UNISOC T310のタブレットでやろうとする人はいないと思いますが、音ゲーなどは無理です。

タッチ遅延

メタリックな背面

背面にはSIM・microSDカードスロットの説明などが書かれたフィルムが貼られています。

フィルムの下には技適マークなどが書かれたシールが貼られています。

技適の認証番号が書かれていないため技適は無効です。

背面

重さは518.2gです。

持って使うには少しつらい重さです。

重さ

LINEMO

ボタン類は下部に勢揃い

N-one NPad Airの電源ボタンや音量ボタン、USB Type-Cポートなどはすべて下側面に配置されています。

3.5mmイヤホンジャックもあります。

珍しいことにリアカメラがあるほうが下側です。

ポート

スピーカーは横持ちしたときに下側に来るようになっています。

他機種だとズンズンと鳴る低音がコンコンと軽いように聞こえるイメージで、音質は良くないです。

それほど音質にこだわらない、ながら聞きのような使い方なら問題ないでしょう。

スピーカー

4Gデータ通信はできましたが、VoLTE通話はビジー状態になってできませんでした。

4G

最低限度の性能

Geekbench 5ではシングルコア350・マルチコア702でした。

マルチコアではSnapdragon 439を下回るものの、シングルコアではSnapdragon 670に並ぶ程度の性能はあります。

Geekbench

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア6806でした。

個人的にはスコア7000がもっさりせず使える最低ラインと考えており、実際N-one NPad Airはゆったりした動作ではあるもののイラッとするほどの遅さではありません。

PCMark

3DMark Wild Lifeはスペック上計測不能でした。

まとめ

N-one NPad Air タブレットは1万円台と格安でありつつも、もっさりしすぎない程度の性能がありディスプレイもFHD解像度で十分きれいです。

YouTube動画を見るためのタブレットがほしい、外でもデータ通信できるタブレットが良いという方には安価で選びやすい選択肢だと思います。

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