広告あり
OnePlus 11のEDL DownloadToolがハックされ、誰でも使えるようになりました。
EDL復旧が無料でできるように
OnePlus 10シリーズ以降のスマートフォンでは旧シリーズのようにMSM DownloadToolが使えず、OPPO公式のツールでログイン認証しなければEDLモードでの復旧ができない状態でした。
アクセス権を持った人に頼んで復旧してもらわないといけないため、非正規で有料サービスとして提供しているサービスセンター従業員のいい小遣い稼ぎになっていましたが、ついにハックされOnePlus 11では自由に復旧できるようになりました。
残念ながらEDLモードを使うためのFirehoseファイルにも認証があり、署名データを手に入れる必要があるため今のところOnePlus 11専用です。
必要なファイルはxdaでダウンロードできるoppo_edl_hacker_v2_public.zipのほか
です。
詳しい手順やFAQはxdaを参照してください。
Windowsの場合こちらのスクリプトがあると楽にセットアップできます。
ProxifierをインストールしてProfiles→Proxy Serversを開き、Addを押してAddressに127.0.0.1、Portに8080、TypeをHTTPSとして保存します。
Proxification rulesを開き、mitmdump.exe、mitmproxy.exe、mitmweb.exeはActionをDirectに、DownloadTool.exeはProxy HTTPS 127.0.0.1に設定します。
Oppo_EDL_Crack_v2_single_pc.zipを展開して出てくるOppo_EDL_Crack_v2.cmdを実行した後、Flash Tool 5.5.5フォルダの中にあるDownloadTool.exeを開きます。
Account/Passwordの下にある選択肢でInternational versionなどを選び、他のユーザー名やパスワードは適当に何か入れてSign inを押してください。
うまくいけばサインインできたことになり、OPPO公式のFlash Toolが開きます。
xdaで配布されているOFPパッケージをインポートしてFlashを押す→Stop flashingを押す→Default NVを有効化→Start flashingを押すとEDLでの書き込みの待機状態となります。
OnePlus 11の電源を切った状態で電源ボタンと音量ボタン上下の3つを同時に押しながらUSBケーブルで接続するとEDLモードになり、書き込みが始まります。
EDLでデバイスが認識されない場合はQHUSB_BULK Driverをインストールしてください。
ちなみにこのFlash Toolでは同じリージョンはもちろん中国版にグローバル版を焼くなどリージョン変更も可能です。
中国版をグローバル版に書き換える際はocdtイメージを焼かないと明るさの自動調整などで不具合が発生します。
DownloadTool.exeと同じようにReadBackTool.exeもProxifierに追加して起動すれば、全パーティションをバックアップできます。
かつてのOnePlusスマートフォンのようにOnePlus 11もこれで文鎮化耐性がかなり高くなり、安心して弄れるようになりました。
今後の機種も今回のようにハックできれば良いのですが…。