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新型Nintendo Switchの噂はいくつも出ていますが、ついにOLED研究会社であるUniversal Displayから情報が出てしまいました。
OLED採用、名称はSwitch Proに
新型Nintendo Switchは日経やファームウェア解析結果などから今年度中には発表されると噂になっていますが、今回OLED技術を提供している企業、Universal DisplayのIR情報によりその存在が確実となりました。
Universal Displayは有機ELディスプレイ (OLED) の技術を研究している企業で、Samsung Displayなど多数の企業へライセンス提供しています。
Universal Display Corp (OLED) Q1 2021 Earnings Call Transcriptによると、
Nintendo has selected an OLED screen for the new Switch Pro due to OLED benefits of higher contrast of faster response times.
(任天堂は有機ELの利点である高コントラストと高速応答性を考慮し、新型Switch Proに有機ELスクリーンを採用しました。)
とSwitch Proの名称とOLEDを採用したことが公表されています。
未発表の情報をIR情報で出してしまうこと自体がミスではあるものの、Earnings Callの内容は2021年5月6日時点では正確なタイムセンシティブな内容を含む、とされており、IR情報で他社の製品名を間違えて掲載することはないため、Switch Proという名称でリリースされる可能性が高まりました。
もちろん現在予定されている名前がSwitch Proというだけで、任天堂お得意のちゃぶ台返しで変わる可能性はあります。
Switch Pro (コードネーム『Aula (アウラ)』) にOLEDが搭載されること自体は以前から噂されており、Samsung製AMS699VC01がそれに該当する可能性が高いとされています。
今回のUniversal Displayの発表により、Switch Proには「高コントラストと高速な応答時間」のためにOLEDが採用されたことが分かりました。
新型Switchに搭載される可能性が高いパネルは画質面ではそこまで有利なところはないものの、ゲームで重要となる応答時間を高めるという点では納得できます。
新型Nintendo Switchのパネルについて
Switch Proは他に
- AIを使ったアップスケーリング技術「DLSS」を搭載
- それにより4K出力が可能となる
- Bluetoothオーディオにネイティブ対応
- Switch Pro専用タイトルが存在する
といった噂があります。
今のSwitchの性能では720p・30fpsで動かすのがやっと、ということが多いので、基本性能が高まることで4Kで楽しむのはもちろん、1080p・60fpsでプレイできるようになればより快適になりますね。
クロスプラットフォームで登場するゲームの幅も広がるかもしれません。
半導体不足で現行のNintendo Switchの生産も十分でない状況ではありますが、新型Switchの発表が楽しみです。