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Universal SafetyNet Fixが更新され、Zygisk対応になりました。
Android 12でも動作させられるように
Bootloader Unlock・root化したAndroid端末ではSafetyNetが通らないようになってしまいますが、MagiskモジュールのUniversal SafetyNet Fixをインストールすれば簡単に通る状態にできます。
ただ、Universal SafetyNet Fix 2.0.0以降ではRiruという別モジュールに依存していたのですが、Android 12対応も入ったMagisk Canary (開発版) ではZygiskと呼ばれる新しい仕組みが実装されたことでRiruが動作しなくなり、Universal SafetyNet Fixも使えなくなってしまっていました。
Zygisk (おそらく読み方はザイジスク) とはZygoteプロセス内でMagiskを動作させる仕組みで、Androidの大本の部分に介入・コントロールできるようになるため、従来よりも強力かつ複雑な改変もできるようになります。
今回発表されたUniversal SafetyNet Fix 2.2.0ではRiruの代わりにZygiskに対応するようになり、これでAndroid 12端末でもSafetyNetが通るようになりました。
今のところPatreonで支援した人だけがアーリーアクセスとしてダウンロードできる状態になっていますが、前回のバージョンでは一週間ほどで一般公開されているので、今回もそれほど待たずに公開されると思います。
急ぎの方は感謝の気持ちも込めて支援してあげたほうが良いと思います。
【2021/11/16追記】一般公開されました。Android 12のPixel 6 Proで動作することを確認済みです。