OnePlus 9 ProがAliExpressにてセール中です。
最安の中国版
OnePlus 9・OnePlus 9 Proはハッセルブラッドと提携して調整されたSONY IMX789 + IMX766 (超広角)カメラを搭載しており、カメラアプリのデザインやシャッター音もハッセルブラッド仕様となっています。
4K@120fps撮影や12bit RAW撮影なども可能です。
Snapdragon 888・LPDDR5・UFS 3.1を搭載し、OnePlus 9 Proでは3216×1440解像度・120HzリフレッシュレートのLTPO AMOLEDディスプレイが採用されています。
OnePlus 9 Proでは50Wワイヤレス充電に対応し、100%まで43分で充電できます。
中国版にOxygenOS搭載
中国版は各地域の中でも最も安いモデルになっており、8GB + 128GB、8GB + 256GB、12GB + 256GBの3種類が用意されています。
- LTE-FDD：B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26
- LTE-TDD：34, 38, 39, 40, 41
- MIMO：LTE：B1, 3, 39, 41; NR: N1, 3, 41, 78, 79
- WCDMA：B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
- 5G NSA：N41, 78, 79
- 5G SA：N1, 3, 28A, 41, 78, 79
- CDMA：BC0
- GSM：B2, 3, 5, 8
です。
LTE B18・B26対応なので、楽天モバイルのauパートナーエリアでも使いやすそうですが、B28がないのでY! mobileやSoftBankといったSoftBank系の回線では一部掴めないバンドが出てきます。
通常はOSがOxygenOSではなくColorOS for OnePlusなのですが、AliExpressで販売されているものはOxygenOSを焼かれているため、特に何もせずPlayストア等を使えます。
AliExpressではOnePlus Official Storeにて4月3日まで使える$150オフクーポンなどが配布されており、PayPay支払いで$3オフキャンペーンと合わせると$836 (約9.2万円) ～で購入できます。
ヨーロッパ版などでは10万円を超えてくる上に付属充電器がプラグ形状の関係で使えないですし、中国版はお得です。
GIZTOPではクーポンOP950にてOnePlus 9・9 Proともに$50オフで購入できます。
支払いはRevolutかWise (旧TransferWise)を使うと為替手数料がかなり低くなるのでおすすめです。
ヨーロッパ版 – 手軽に買えるが割高
どうしても中国版は嫌だ、という場合はヨーロッパ版をイタリアやイギリスAmazonで買いましょう。
日本のAmazonとは別でアカウントを作らないといけませんが、基本的な購入の流れは一緒ですし、輸入消費税も事前に支払えるのでかなりお手軽です。
ヨーロッパ国内向けの税金込みの金額が商品ページに出ていますが、日本の住所を選べば税抜きにしてくれます。
- GSM ： B2, 3, 5, 8
- WCDMA ： B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
- LTE-FDD ： B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 32, 66
- LTE-TDD ： B38, 39, 40, 41
- 5G NSA ： N1, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66, 77 , 78
- 5G SA ： N1, 3, 7, 28, 41, 78
- MIMO ： LTE: B1, 3, 7, 38, 40, 41; 5G-NSA: N1, 3, 7, 38, 40, 41, 77, 78; 5G-SA: N1,3,7,41,78
です。4GはB28、5Gではn77も含んでいるため、幅広いバンドが欲しい方はヨーロッパ版を買いましょう。
同梱されている充電器はEU向けなのでそのままでは使用できず、事実上2,600円ほど損することになります。
イギリスAmazonでは8GB + 128GBが送料・デポジット込みで770.61GBP (約11.5万円)、イタリアAmazonでは842.95EUR (約10.8万円)～で購入できます。
8GB + 128GB、12GB + 256GBの2種類しかないようです。
北米版 – やる気のないラインナップ
北米版はシングルSIMで、あくまでもアメリカに行くことが多い人向けです。
3地域の中で唯一気圧計を搭載しています。
- GSM：B2, 3, 5, 8
- WCDMA：B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
- LTE-FDD：B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66, 71
- LTE-TDD：B38, 39, 40, 41, 46, 48
- 5G NSA：N1, 2, 3, 5, 7, 8, 25, 28, 38, 40, 41, 48, 66, 71, 77, 78
- 5G SA：N1, 2, 3, 7, 25, 28, 41, 66, 71, 78
- 5G mmW NSA: n258, 260, 261
- MIMO：LTE: B1, 2, 4, 7, 25, 38, 66, 41, 48; 5G-NSA: N1, 2, 7, 25, 38, 41, 66, 77, 78 ; 5G-SA:N1, 2, 7, 25, 66, 41, 78
で、ミリ波対応です。アメリカ仕様ですが…。
12GB + 256GBが1,069USD (約11.6万円) で購入できます。
今のところ公式サイトでしか販売されていないようなので、Planet Expressなど転送業者を使う必要があります。
2021/03/30よりアメリカAmazonでも予約開始されたため、転送業者を使わず配送してもらうこともできます。
プラグ形状が日本と同じなので、コンセントから抜けにくく使いやすいところはメリットです。
9にはサイズ違いが存在
ここまではOnePlus 9 Proの情報でしたが、OnePlus 9には実は対応バンド以外の大きな違いがあります。
ヨーロッパ・北米版では15Wのワイヤレス充電に対応しているのですが、中国・インド版では「中国人・インド人はワイヤレス充電を求めていない」という理由でワイヤレス充電に対応していません。
これにより同じOnePlus 9でも本体サイズや重量に大きな違いがでてきてしまっています。
| 地域 | サイズ | 重量 |
| ヨーロッパ・北米 | 160 x 74.2 x 8.7mm | 192g |
| 中国・インド | 160 x 73.9 x 8.1mm | 183g |
これほどの違いがあると、違う地域向けの保護ケースを買ってしまってサイズが合わなかった、ということも起きかねません。
OnePlus 9はOIS (光学式手ぶれ補正) 非搭載、LTPOでない、望遠カメラなしなどそれほど安くなっていない割にスペックダウンがひどいので、個人的にはOnePlus 9は買う必要は無いとは思います。OnePlus 9を買うぐらいなら安くなったOnePlus 8Tを買うかOnePlus 9Tを待ったほうが良いです。
