OnePlus 9/9 ProにOxygenOS 12 Open Beta 1配信開始。グローバル・EU版は機能少なめ

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OnePlus 9/9 ProにOxygenOS 12 Open Beta 1が配信開始されました。

よりOxygenOS風に

OxygenOS 12ではColorOSベースとなり、グローバル版ColorOSの制限を少し緩めたような仕上がりになっています。

先行して配信されていたOxygenOS 12 Developer Preview 2ではColorOSロゴが残っているなどOxygenOS風味が薄かったですが、Open Beta 1では一部修正・機能追加されていました。

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OxygenOS 12 Open Beta 1はOnePlus 9 / 9 Pro向けに配布されています。

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インド版とグローバル版で分かれていますが、特に理由がなければインド版を選んだ方が良さそうです。

インド版にはテーマストアがあるため自由にフォント変更などができるのですが、なんとグローバル版 (北米・EU)には存在しません。

my_region.imgを焼いてしまえば使えるようになると思いますが、インド版のほうがアップデート速度も速いためインド版を焼いてしまった方が手っ取り早いです。

グローバル版でもOPPO向けテーマストアをインストール→起動して追加アプリをインストール→OnePlus向けテーマストアをインストール→ログインという手順でフォントを適用できましたが、テーマストアで画像などが表示されず不安定な感じです。

テーマ

端末情報のロゴがOxygenOSのものに修正されています。

また、イースターエッグもAndroid 12のものを開けました。

OxygenOS

グローバル版ではテーマストアのほかに、Work Life Balance 2.0や超省エネモードが省かれていました。

Work Life Balance 2.0はOxygenOS 12の目玉機能の一つとして掲載されているほどなのに、なぜインド版にしか載せないのでしょうか…。

バッテリー

DP2ではみられなかった、「端末を持ち上げたら画面オン」がホーム設定に復活していました。

端末を持ち上げたら画面オン

クイック設定の履歴ボタンが見にくかったり、開くまでに時間が掛かったりする問題は修正されていました。

DP2と同じく、特に何もしなくてもVoLTEが使えます。

クイック設定

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DP2で見逃していた機能を少し紹介します。

画面表示のオプションで、以前はノッチを隠すオプションで表示・非表示のどちらかしか選べませんでしたが、OB1ではアプリ毎に選択できるように改善されました。

例えばウマ娘など、ノッチの有無を判定して黒いバーを表示するようなアプリでは「フロントカメラを表示する」に設定しておくとバーを表示させず、フルスクリーンで使えるようになります。

アプリ

Wi-Fi設定では右上にあるメニューボタンを押して詳細設定を開き、「Wi-Fiステータスディスプレイ」を開くと、Wi-Fiアイコンにバージョンを表示するかどうか選べます。

今接続しているアクセスポイントがWi-Fi 5なのか6なのか一目で分かるため、必要な人はオンにすれば良いと思います。

他社だと強制的に表示されていることもあるので、好きなように選べるというのは良いですね。

バッテリーのアイコンも選ばせてくれればもっと良いのですが…。

Wi-Fi

Open Beta 1では

  • 一部のサードパーティ製アプリが最新のAndroidバージョンに対応しておらず、正常に動作しない場合がある
  • カメラの動作が不安定になる場合がある
  • メールや電話が受信できないことがある
  • Bluetoothイヤホンが接続できず、音楽が再生できないことがある
  • CPUの情報が正しく表示されない
  • ギャラリーのボタンが正常に動作しない場合がある
  • 画面記録が保存されない場合がある

という既知の不具合があるそうですが、私の環境では起きませんでした。

 

ColorOSの強烈な束縛はOxygenOS 12ではかなり緩和されているように感じるため、ベースがColorOSとはいえそこまで過剰反応しなくても良さそうです。

Open Beta 1の時点でDeveloper Preview 2に比べるとかなり安定していますし、正式版の配信も10月末~11月頃には来るかもしれません。

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