realmeスマホでのベンチマークブーストが発覚。CPU周波数を固定するGeekbench専用モードや難読化での隠蔽も

箱

realmeスマートフォンでベンチマークブーストが行われることを発見しました。


AnTuTuやGeekbenchで実態とかけ離れた結果に

スマートフォンの性能を客観的な数値で見るためにベンチマークが行われることが多いですが、一部のrealme製スマートフォンにてこの結果を実使用環境よりも良く見せかける「ベンチマークブースト」が行われていることが明らかになりました。

 

今のところベンチマークブーストの対象となっていることが判明しているのはrealme GT Neo 3です。

【追記】ほぼ同じDimensity 8100搭載のOnePlus Aceでも同様のベンチマークブーストが行われているようです。

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Geekbench、AnTuTu BenchmarkといったCPU性能を計測するベンチマークアプリを開いた時だけ、CPU周波数を最大値に固定することでベンチマーク結果を良いように見せかけています。

実際に一般的なアプリやゲームを使うときには周波数が最大値に固定されることはないため、ベンチマークと実環境に大きなズレが発生してしまいます。

せっかくブーストなしの素の性能でSnapdragonと良い勝負ができるようになっているというのに、誇張した結果を出してしまっては「本当は実性能も悪いんだろう」とあらぬ疑惑をかけられてしまいます。

「他メーカーもやっているんだから何を今更」という意見も見かけますが、「赤信号を無視する人が多い歩道だから自分も渡って良い、信号無視を指摘するなんて」と言っているようなものです。

メーカーによってブーストのやり方が異なるのでブーストされた結果を比較することもできず、ベンチマークが無意味になってしまいます。

通常版のGeekbench 5ではベンチマークブーストの結果、シングルコア960、マルチコア4054となっており、マルチコアではSnapdragon 8 Gen 1を超える性能となっています。

一方、原神やJDに偽装したGeekbenchではベンチマークブーストが働かないことでシングルコア878、マルチコア3569にまでスコアが落ちており、これはSnapdragon 870レベルです。

パフォーマンスを向上するというGTモードやゲームモードをオンオフしてもこの挙動は変化しませんでした。

Geekbench

oplus-services.jarやlibnetd_client.soなどの中に、ベンチマークアプリかどうか判定してブーストする機能があります。

なんとGeekbench専用のモード「GEEKBENCH_MODE」まで用意されています。

ベンチマークブーストに厳しい対応をとることで有名なGeekbenchを名指しするとは、喧嘩を売っているようにしか思えません。

過去にはGalaxy、Xiaomi、OnePlus、Xperiaなどの一部スマホがベンチマークブーストした結果、Geekbenchの結果一覧から除外されています。

realme GT Neo 3でベンチマークブーストが行われていることはGeekbenchに報告済みです。

ブーストモード

さらに/odm/etc/orms/orms_core_config.xmlにどのアプリを操作するかの設定が記録されているのですが、このファイルだけ難読化されており、通常のファイル検索ではパッケージ名で探しても見つからないようになっています。

他のファイルは難読化されていないため、少しでも見つかりにくいように小細工したのでしょう。

難読化

ベンチマークは大きい数字を出せるよう競うゲームではなく、ユーザーの利用環境に即した状態での性能を数値化するためのものです。

過去に色々なメーカーがブーストしてすぐにバレたというのに、realmeが何も学ばずにベンチマークブーストに手を染めたというのは大変残念です。

 

このベンチマークブーストは「OPLUS」として行われているため、同じグループ内であるOPPO・OnePlusの最新スマートフォンでも今後搭載される可能性があります。

そのため、OPPO・OnePlus・realmeが今後発表するAnTuTuやGeekbenchの結果は信用できないものになってしまいます。

少なくともOPPO Find X5 Proの時点では搭載していませんでした。

【追記】ほぼ同じDimensity 8100搭載のOnePlus Aceでも同様のベンチマークブーストが行われているようです。

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