Revopoint RANGE 3Dスキャナーレビュー。大きな物体もスキャンしやすく進化

Revopoint RANGE

Revopoint RANGE 3Dスキャナーをいただきました。

人体など大きな物体でもスキャンしやすいよう改良

Revopointの3Dスキャナーは格安ながらも高精度なスキャンができることで人気です。

ただ、スキャンできる距離の都合上、小物などのスキャンはしやすいものの人や車など大きいものをスキャンするのは難しい状況でした。

今回登場したRevopoint RANGEでは、スキャン距離を2倍以上、最大800mmまでに改良することで、高い精度を維持しつつ大型のものをスキャンできるようになりました。

Revopoint POP 3Dスキャナーレビュー。精度0.15mmに改良、さらに最安価格に – AndroPlus
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Revopoint RANGE

Revopoint RANGE本体のほか、三脚やバッテリー、スマホホルダー、ケーブル等が付属しています。

Revopoint RANGE

説明書やスキャンしやすくするためのシール、黒い背景シートなどもあります。

シール

人が乗れるサイズのターンテーブルも付いてきました。

リモコン操作もできます。

ターンテーブル

乗って撮るのは難しいので、3kgあるひざたけサイズのどせいさんに乗ってもらいました。

最大荷重200kgなので、どんな体型の人でも問題なさそうです。

どせいさん

手持ちでもスキャン可能

Revopoint RANGEはターンテーブルはもちろん、手で持ってスキャンすることもできます。

Revopoint RANGE本体の底面に三脚やモバイルバッテリーハンドルを取り付けられます。

裏側

カチッとはめるだけなので楽ちんです。

付属のケーブルでモバイルバッテリーハンドルや充電器などに接続すれば、Wi-FiでPCやスマホなどと接続できます。

安定した接続が良ければ、PCにケーブル接続すればUSBモードで使えます。

USB

このように手で持ってスキャンしたいものをゆっくりと映していきます。

あまり素早く動かしすぎるとトラッキングできなくなるので、少し慣れが必要です。

スキャン

Revo Scanアプリで手軽にスキャン

Revopointユーザーにはおなじみ、Revo Scanアプリを使ってスキャンを実行できます。

POP、MINIの頃のバージョンから改良が続いており、スキャン開始時のオプションも分かりやすくなりました。

スキャン

RGBカメラやDepthカメラの画像を参考に、ベストな位置になるよう調整して▶を押せばスキャンできます。

カメラの明るさが仕上がりに影響してくるので、まずは自動調光を試してうまく行かなければ手動調整しましょう。

Depthカメラではターゲットエリアも選択できるようになっています。

スキャン

スキャン方式の都合上、黒色の部分は認識に失敗することがあります。

黒色が多い場合はスキャン対象で「ダーク」を選ぶとうまくスキャンしやすいです。

フルカラーでもちょっと手直しすれば済む程度の綺麗さでスキャンできますし、スキャン速度も一周回すだけで良いのでかなり楽です。

Revo Scanアプリ上で不要データ削除、アライメント、スムーズ加工などもできます。

スキャン

スキャンした結果は、STL、PLY、OBJファイル形式でエクスポートできます。

ペイント3Dなど他のアプリで開いて、3Dプリントに使ったりVR/AR用モデルにしたりできます。

スキャン

操作がかなり簡単なのに高精度な3Dモデルをサクッとスキャンできるので、Revopointの過去モデルを使ったことがある方はもちろん、3Dスキャンが初めてだという方にもおすすめです。

大きい物体をスキャンして3Dモデルとして使いたい、という方はRevopoint RANGEを購入してみてはいかがでしょうか。

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