Galaxy Tab S7+レビュー。12.4インチAMOLED + 120Hz + Sペン対応の最強Androidタブレット

Galaxy Tab S7+レビュー。12.4インチAMOLED + 120Hz + Sペン対応の最強Androidタブレット

世界最高峰の性能を誇るAndroidタブレット、Samsung Galaxy Tab S7+を購入しました。


ドデカい有機ELに最高峰の処理性能

Androidタブレットはハイエンドモデルがほとんど開発されず、たまに発売したと思ってもLenovo Tab P11 ProのようなSnapdragon 730G程度で6万円もする割高なものぐらいしか出てきません。

そんな中Samsungが送り出したGalaxy Tab S7+は、なんとSnapdragon 865 Plus、LPDDR5メモリにUFS 3.0ストレージとハイエンドスマホと同等の性能を持っており、しかも120Hzリフレッシュレートに対応した12.4インチという大きなSuper AMOLEDディスプレイまで搭載しています。

AKGクアッドスピーカー、10,090mAhバッテリー、レイテンシ9msのSペン、大画面を効率的に使えるマルチウインドウ機能搭載など高い完成度で、もはやGalaxy Tab S7+に対抗できるAndroidタブレットは同じGalaxy Tab Sシリーズだけといっても過言ではありません。

  • Snapdragon 865 Plusで世界最高峰
  • 高画質な12.4インチAMOLED
  • 120Hz リフレッシュレート
  • 超高速ストレージ & メモリ
  • USB PD / PPS 45Wでの高速充電
  • AKG クアッドスピーカー搭載
  • 単体でDeXモード使用可能
  • ほぼ充電不要なスタイラスペン付き
  • 機能面でも細かな気配りがあり使いやすい
  • Galaxy Tab S7に比べると消費電力が大きめ
  • 持ち運びの際にかさばる
  • DeXモードで日本語キーボードを選べない
Galaxy Tab S7+
OS Android 10
RAM 6GB/8GB LPDDR5
ストレージ 128GB/256GB/512GB UFS 3.0
microSDカード対応
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 865 Plus
ディスプレイ 12.4インチ WQXGA+ (2800 x 1752) 120Hz
サイズ 185.0 x 285.0 x 5.7mm
重さ 575g
SIM
メインカメラ 13MP + 5MP
フロントカメラ 8MP
バッテリー 10,090mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.1 Gen1、DP Alt Mode・USB PD/PPS 45W対応)

12月13日に米Amazonで8GB+256GBモデルを購入し、配送方法に「AmazonGlobal Priority Shipping」を選んだところUPSで発送され、なんと発送から4日で届きました。

今回は国内への到着時刻が配送・通関業務が終了する午後6時頃だったので1日遅くなりましたが、運が良ければ3日で届くこともありそうです。

米Amazonは割と配送を忘れることがあるので、一番高い配送方法を選んだのに3~4日経っても発送されない、という場合は問い合わせたほうが良いでしょう。

Friday, December 18 09:49 AM Delivered

07:46 AM

Completed customs clearance process

Thursday, December 17 08:55 PM Package has left the carrier facility
06:00 PM The issue with your parcel has been corrected by the carrier but delivery could be delayed by at least a day.
02:28 PM Package arrived at a carrier facility
01:34 PM Initiated customs clearance process
11:58 AM Package arrived at a carrier facility
Wednesday, December 16 09:27 AM Package has left the carrier facility, Osaka, JP
07:36 AM Package arrived at a carrier facility, Anchorage, AK US
04:51 AM Package has left the carrier facility, Louisville, KY US
12:40 AM Package arrived at a carrier facility, Louisville, KY US
Tuesday, December 15 Package has shipped

輸入消費税のデポジット$61.85のうち$16.42が1月2日に返金されました。

本体 $719.99 + 送料 $20 + 輸入消費税 $45.43 = $785.42 (約82,000円) で購入できたことになりました。

低レイテンシなSペン付属

Galaxy Tab S7+とGalaxy Tab S7にはほとんど違いがないので、Tab S7と違う部分をメインにレビューしたいと思います。機能面など詳細はGalaxy Tab S7のレビュー記事をご覧ください。

Tab S7とTab S7+の主な違いは以下の通りです。

Galaxy Tab S7 Galaxy Tab S7+
ディスプレイ 11.0インチ LTPS LCDディスプレイ 12.4インチ Super AMOLEDディスプレイ
解像度 WQXGA 2560 x 1600 WQXGA+2800 x 1752
色の調整 鮮やか / ナチュラル 鮮やか / ナチュラル + ホワイトバランス
バッテリー 8,000mAh 10,090mAh
指紋認証センサー 電源ボタンと兼用 画面内
サイズ 165.3 x 253.8 x 6.3mm 185.0 x 285.0 x 5.7mm
重さ 498g 575g

 

Galaxy Tab S7+にもTab S7と同じくSペン・15W充電器、USB Type-Cケーブルが付属しています。

保護フィルムは付属していないので、保護ガラスをAliExpressで購入しました。特に汚していないのに左端が浮いてしまいましたが、それほど目立たずもったいないのでそのまま使っています…。保護ガラスの指滑りは特に問題なく、画面内指紋認証も問題ありませんでした。

Sペンにはワコムの技術が使用されており、ほぼ充電要らずで使えるほか9msという低レイテンシになっています。

付属品

4096段階の筆圧検知に対応しており、PDFへのメモ書きからクリスタ (CLIP STUDIO) でのイラスト作成まで快適にできます。画力がある方はフル活用できるでしょう。

タブレットの大画面との相性も良いですし、エアアクション (画面から離した状態でのボタン操作) をしなければ充電が不要という手軽さが素晴らしいです。

クリスタ

ペンは背面のカメラの近くにある部分にマグネットでくっつけられます。マグネット充電で、10~20分ほどで充電ができます。

私の用途の場合はキーボードは不要だったのですが、純正キーボードケースのようなスタンド機能が欲しかったので「MOFT X パッドスタンド」を取り付けました。

画面が大きいこともあり端の部分をタッチすると少しグラついてしまいますが、動画鑑賞をする分には問題ありません。

背面

美しく見やすい12.4インチAMOLED

Galaxy Tab S7+には12.4インチと市販されているAndroidタブレットの中ではかなり大きい部類のディスプレイを搭載しています。

大画面で見やすいだけでなく、世界トップクラスの品質を誇るSamsung製Super AMOLEDで色の表現が素晴らしく、解像度はWQXGA+ (2800 x 1752)、さらにはリフレッシュレート120Hz対応と隙の無い構成です。

ディスプレイ

Shift BRBG配列です。

配列

12.4インチのGalaxy Tab S7+の上に11インチのGalaxy Tab S7を載せてみるとこんな感じです。

動画を見る際などには12.4インチの大画面が役に立つのですが、持ち運びが多い方には少し邪魔に感じるかもしれません。

ディスプレイサイズ

暖色寄りに調整されているGalaxy Tab S7に対してGalaxy Tab S7+は寒色寄りで、個人的にはGalaxy Tab S7+のほうが好きな色合いです。

ディスプレイ

Galaxy Tab S7は色の調整ができないというのに、Galaxy Tab S7+はホワイトバランス (RGB) も詳細に変更できるようになっています。

暖色寄りが好きなら自由に変えられますし、Galaxy Tab S7にも搭載して欲しかったです…。

色の調整

Widevine L1のためAmazon プライムビデオなどのストリーミングサービスでも高画質で鑑賞できます。

ちなみにGalaxy Tab S7+にはYouTube Premiumの4ヶ月無料トライアル権 (4,720円相当) も付いてくるので、1440p HDR動画も広告なしで快適に再生できます。

Widevine L1

WQXGA+という高解像度と120Hzリフレッシュレートが両立されているため、綺麗で残像感のない映像を楽しめます。

ただ、12.4インチAMOLEDが原因なのか同じような条件でもGalaxy Tab S7よりもバッテリー消費が早くなりがちです。

バッテリー容量が10,090mAhあるので一日は持ちますが、ゲームなど負荷が大きいことをよくするなら高速充電できるPPS 45W充電器を用意しておいたほうが良いでしょう。

リフレッシュレート

PPS 45W充電器であれば、ピーク時45W、通常27Wほどで充電してくれます。

9V/3A

Galaxy Tab S7+は急速充電を無効化するオプションと、残量85%を100%扱いとすることで寿命を延ばすオプションがあるため、何も気にしなくてもバッテリー寿命を最大限延ばせます。

この細かな気遣いが良いですね。

バッテリー

画面内指紋認証センサー搭載

Galaxy Tab S7には電源ボタンを兼ねた指紋認証センサーが搭載されているのですが、Galaxy Tab S7+では画面内指紋認証センサーが搭載されています。

厚み

電源ボタンを兼ねていると凹んでいるので押しにくい反面、ケースを開くときなどには触りやすいというメリットもあるので一長一短ですが、私の用途だとケースを付けずに使うことが多いためTab S7+の画面内指紋認証センサーのほうがありがたいです。

画面内指紋認証センサーでも認証精度は特に問題なく、スムーズに認証してくれます。

画面内指紋認証センサー

画面内指紋認証のアイコンは画面オフ時にも表示させられます。

指紋スキャナのアイコン表示はできるのにアンビエント表示は設定できない (少なくとも設定に見当たらない) のが少し中途半端に思えます…。時計や天気を表示してくれたらEcho Show 5的な使い方もしやすそうなのですが。

指紋認証

大画面を活かしたマルチウインドウ機能

Galaxy Tab S7+にはDeXモードと呼ばれる、Windowsのようにアプリをウインドウ化していくつも開いておける機能があります。

スマホでは画面が狭いこともあり単体では使えないのですが、12.4インチもあるGalaxy Tab S7+ならDeXモードのポテンシャルをフルに活かせます。

スマホだとせいぜい2分割しかできませんが、DeXモードなら自由にサイズ調整できるのでブラウザを並べて比較したり、動画をながら見したりと活用できて便利です。

 

ただ、残念ながらキーボードが純正キーボードケースを前提とした英語キーボードに強制変更されてしまうため、日本語入力がしにくいのが少しマイナスポイントです。

DeXモードはUSB Type-C to Type-Cケーブルなどでモニターにつないだ時も使えるようになっており、ミラーリングではなくディスプレイを追加するような形になるため、16:9のモニターにつないだときでも黒帯が発生しません

DeX

USB/Wi-Fi接続でペンタブとして使うことも!

サードパーティー製アプリですが、SuperDisplayなどのバーチャルディスプレイアプリを使うとGalaxy Tab S7+をペンタブとして使用することもできます。

Galaxy Tab S7+の画面をモニターに映すDeXモードと逆で、Windows PCなどのIllustrator・PhotoshopをGalaxy Tab S7+の画面に映して使えるので、多機能なPC版を使いつつ、4096段階の筆圧検知とスタイラスペンを利用できるようになります。

WQXGA+解像度でAMOLED搭載のペンタブはなかなかありませんし、絵を描くときにしか使えないペンタブと違ってさまざまな用途に使えるのでお得だと思います。

 

SuperDisplayだとUSB・Wi-Fi接続が可能で、Wi-Fi接続でも操作時のラグは特に気になりませんでした。

オプションで120Hzリフレッシュレートを有効化できるのですが、ディスプレイ情報は120HzになるもののUFO Testなどブラウザでは60Hzのままでした。

SuperDisplay

AKG クアッドスピーカー搭載

Galaxy Tab S7+にもGalaxy Tab S7と同じくAKG クアッドスピーカーが搭載されています。

チューニングは同じはずですが、Galaxy Tab S7と比べるとTab S7+のほうが若干音量が大きいように感じます。

ちょうど良いと感じるのがGalaxy Tab S7だと音量6、Tab S7+では音量5という程度の違いですが、大音量が良ければTab S7+のほうが良いかもしれません。

クアッドスピーカー搭載

Superpowered Mobile Audio Latency Test Appで内蔵スピーカー・マイクのレイテンシを計測してみると、OpenSL ESで42ms、AAudioで41msという結果になりました。

Android端末の中では小さい方ですが、やはりAndroidの仕様上、iOSには音の遅延の面ではまだまだ勝てないようです。

有線イヤホンにすれば10msほどに抑えられるので、音ゲーをする際はイヤホンをしたほうがまだマシでしょう。

iBasso Audio DC03などのDAC搭載アダプターなら、遅延を抑えられるだけでなく音質改善もできます。

iBasso Audio / DC03 (SILVER) スマートホンとの接続に最適 3.5mmステレオ端子仕様 USB TYPE-C向け小型 USB DAC 国内正規品 【アイバッソ オーディオ】

タブレットとしては十分なカメラ

タブレットというとスマホよりもカメラ性能が重視されない傾向にありますが、Galaxy Tab S7+のカメラはそこそこ綺麗に撮影できます。

13MP + 5MPなので最近のスマホと比べるとどうしても見劣りしますが、メモや記録として使うには十分な画質です。

カメラ

8MPのインカメラは広角で画質が良く、ビデオ会議も問題なくできると思います。

インカメラ

Wi-Fi 6で無線でも有線並のスピード

カメラの近くの灰色のラインはアンテナラインです。

Galaxy Tab S7+はWi-Fi 6 (IEEE802.11ax) に対応しており、nuro光HUAWEI WiFi AX3につないでみると下り656Mbps・上り591Mbpsと有線LAN並の速度が出ました。

リンク速度も1.2Gbpsとなっています。

単体でも「速度が速い」というメリットを受けられますが、Wi-Fi 6では複数の機器を使っているときでも混雑しにくくなっているので、これから対応機器が増えるとさらに快適になっていきます。

Wi-FI

高速ストレージ、microSDXCカードの追加も可能

Galaxy Tab S7+に搭載されているストレージは次世代規格UFS 3.0で、かなり高速です。

CPDTでのベンチマークではシーケンシャルリードで1.32GB/s、シーケンシャルライトで430MB/s出ています。

メモリもLPDDR5なおかげで、コピー速度10.11GB/sとかなり高速です。何回か計測しましたが、Galaxy Tab S7よりも若干速くなる傾向のようです。

ストレージ

microSDXCカードによる容量追加も可能となっており、最大1TBまで増やせます。

動画や音楽ファイルなど、容量を食う割に再生時のストレージ速度はそこまで重要ではない、という大容量ファイルの保管場所として役立ちます。

microSD

高い放熱性能でパフォーマンス長持ち

Galaxy Tab S7+はメタルボディかつ表面積が広いため、かなり放熱性能が良いです。

Snapdragon 865 Plusの高いパフォーマンスが長続きするため、実際に3DMark Wild Lifeで計測してみるとスコア4122、平均FPS 24.70と並み居るハイエンドスマホに引けを取らないレベルで、負荷が高いにもかかわらず温度は15℃ → 16℃とほとんど変化していません

パフォーマンス

120FPSに対応したゲーム、World of Tanksだとグラフィック設定を全て最高に手動設定した状態でもほぼ常時118~120FPSを維持できています。

これほどのパフォーマンスを発揮できるのはAndroidタブレットではGalaxy Tabシリーズしかほぼ選択肢がないですし、外部モニターを使わず大画面でゲームを快適に楽しみたい方におすすめです。

120fps

まとめ

  • Snapdragon 865 Plusで世界最高峰
  • 高画質な12.4インチAMOLED
  • 120Hz リフレッシュレート
  • 超高速ストレージ & メモリ
  • USB PD / PPS 45Wでの高速充電
  • AKG クアッドスピーカー搭載
  • 単体でDeXモード使用可能
  • ほぼ充電不要なスタイラスペン付き
  • 機能面でも細かな気配りがあり使いやすい
  • Galaxy Tab S7に比べると消費電力が大きめ
  • 持ち運びの際にかさばる
  • DeXモードで日本語キーボードを選べない

Lenovo Tab P11 Proに比べると少し高いですが、Galaxy Tab S7+はSnapdragon 865 Plusに120Hz AMOLED、高速メモリ&ストレージ搭載とあらゆる点で勝っています。

快適な入力ができるスタイラスペンも付属していますし、マルチウインドウ・DeXモードでのPCのような使い勝手も魅力的です。

動画鑑賞からゲームプレイ、お絵かきまで一台で色々なことができるので、割高な国内Androidタブレットを買うぐらいなら少し予算を足してGalaxy Tab S7+を買った方が絶対に満足できると思います。

 

日本Amazonで買うと転売価格ですが、米AmazonならAmazonレートで日本円換算するとしても約9万円と、1万円ほど安く購入できます。後述の通り日本Amazonとほぼ変わらない手順で買えますし、ぜひトライしてみてください。

長く快適に使えるAndroidタブレットが欲しい方に、Galaxy Tab S7・S7+はおすすめです。

米Amazonでの買い方は?

米Amazonは日本のAmazonのアカウントとは別のアカウントを作る必要があります。

英語なのでオエッ、となるかもしれませんが、基本は日本のAmazonと同じような流れです。

ドル払いしなくても、Amazonが日本円に変換してくれるのでカード側の外貨手数料が高い場合でも心配ありません。

Vプリカ等のプリペイドカード・デビットカードでも支払えます。RevolutやSony Bank WALLETを持っていてドルを購入済みであれば、為替手数料が不要になるので一般的なカードより安く手に入ります。

  1. 商品ページを開く
  2. Add to Cartボタンを押す
  3. 右上のCartを押す
  4. Proceed to checkoutボタンを押す
  5. まだ米Amazonで登録していない場合、アルファベット表記で住所を登録する
    (JuDressで「実用的に変換」をすれば簡単に英語表記にできます)
  6. 配送方法を選ぶ
    (AmazonGlobal Standard Shipping…安いが一番遅い配送方法、AmazonGlobal Expedited Shipping…中くらい、AmazonGlobal Priority Shipping…高いが3~4日で届く)
  7. Payment methodでクレジットカード情報を入力する
    (Change card currencyを押すとUSDドル払いか、JPY日本円払いかを選べます。)
  8. 支払金額を確認する
  9. Place your orderを押す

という手順で購入できます。

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