Xiaomi Pad 5 ProをPCモードで使ってみた。自由度は他社に劣るがマルチウインドウで使いやすい

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Xiaomi Pad 5 ProにMi MIX FOLDで利用できるPC Launcherをインストールしてみました。

日本でも発売が予定されているハイエンドAndroidタブレットXiaomi Pad 5にはMIUI for Padと呼ばれる、タブレット向けのスタイルになったMIUIが搭載されています。

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ただ、正直タブレットに最適化されているようには感じない程度の違いで、マルチウインドウ機能が強化されているわけでもありません。

そこで、Mi MIX FOLDに搭載されているPC Launcherをインストールして、PCスタイルで使えるようにしてみました。

ダウンロードしてファイルアプリからインストールするか、adb installなどでインストールしてください。

極端にDPIを大きく・小さく変更していると表示がおかしくなることがあるため、USBデバッグを有効化して元に戻せるようにしておいたほうが良いです。

なお、MIUI 12.5であればXiaomi Pad 5シリーズ以外でも起動できます。

初回起動時は再起動が必要ですが、次回からはPC Launcherをタップするだけで素早く切り替えられます。

デスクトップは自由にアイコンを配置でき、右下の方にナビゲーションバーや時刻表示、Wi-FiやBluetoothのオンオフなどができるコントロールセンターが配置されています。

標準のマルチウインドウと違って縦表示でアプリが並ぶようになり、ウインドウ位置も自由に動かせます。

表示中のアプリはすべて同時に動かすことができ、YouTube無料版でも再生は止まりません。

Galaxy Tab S7のようにキーボードが強制変更されることもなく、通常通りのキーボードをそのまま使えます。

一部のアプリが起動できない、サイズ調整ができず縦表示か全画面しか選べないなど他社のPCモードに比べると劣る部分がありますが、元々は中国限定のMi MIX FOLD向けで本腰を入れて作られていないので仕方がありません。

Xiaomi Pad 5には純正キーボードケースもあるのですし、今後のアップデートで正式にタブレット向けPC Launcherを搭載してもらいたいものです。

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