Xiaomi Pad 5 Pro 12.4レビュー。Xiaomi初のUSB 3.2 Gen 1対応タブレット

ディスプレイ

評価: 4

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4 (小米平板5 Pro 12.4) を購入しました。


Xiaomi初となるUSB 3.2 Gen 1対応で拡張性良し

これまでXiaomiのスマートフォンやタブレットでは頑なにUSB 2.0しか採用せず、高速なデータ転送や映像出力はできませんでした。

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4ではついに、Xiaomiのタブレットとして初のUSB 3.2 Gen 1対応になりモニターに繋いでより大画面でマルチウインドウ操作をしたり、大容量ストレージを接続してバックアップを素早く済ませたりできるようになりました。

このレビューはV13.1.4.0.SLZCNXM、8GB+256GBバージョンで行っています。

  • USB 3.2 Gen 1対応で映像出力可
  • 12.4インチ 2.5K
  • 120Hzリフレッシュレート対応
  • Snapdragon 870搭載
  • クアッドスピーカー
  • 10000mAh + 67W急速充電
  • ペン・キーボード対応
  • AMOLEDではなくLCD
  • microSDカード非対応
  • 指紋認証センサー非搭載
  • GPS非搭載
  • 重たい
Xiaomi Pad 5 Pro 12.4 22081281AC
OS Android 12
RAM 6GB / 8GB / 12GB LPDDR5
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB UFS 3.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 870
ディスプレイ 12.4インチ WQHD+ 120Hz LCD
サイズ 284.96 x 185.23 x 6.66mm
重さ 620g (実測621.8g)
SIM
メインカメラ 50MP (Samsung S5KJN1)
+ 2MP (深度 OmniVision ov02b1b)
フロントカメラ 20MP (SONY IMX596)
バッテリー 10000mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4

付属品は67W充電器、USB Type-Cケーブル、説明書です。

付属品

12.4インチの大画面

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4は2.5K解像度の12.4インチディスプレイを搭載しています。

残念ながらAMOLEDではなくIPSですが、発色はそれなりに良いです。

保護フィルムは貼られていません。

ディスプレイ

リフレッシュレートは60Hzと120Hzの2段階で調整できます。

120Hzリフレッシュレート

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計51.8msと大きめで、ロー~ミドルスマホであるOPPO Reno7 A並です。

タッチ遅延

動画アプリをサイドバーに登録すればMEMCフレーム補間も使えます。

MEMC

大画面は良いが重たい

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4の背面はメタリックで指紋があまり付きにくいです。

背面

重さは621.8gで、10,000mAhバッテリー搭載で重たくなるのは当然とはいえ、10,090mAhバッテリー搭載で572gのGalaxy Tab S8+より約50gも重たいというのは微妙です。

同時期に触ったXiaomi MIX Fold 2が大画面ながらも軽量だったこともあり、手に取るのが億劫になってしまいました。

スタンドカバーなどを付けて固定して使う分には良いと思います。

重さ

タブレットなのに50MPカメラ搭載

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はカメラも大きくなっており、Samsung S5KJN1 50MPカメラを搭載しています。

カメラは単に出っ張っているのではなく50MPと書かれたあたりにアンテナが隠されており、手で遮られることなく通信できるようになっています。

カメラ

オートで撮影した写真はこちらに保存しています。

写真

夜景では白飛びこそ抑えられるものの、周囲が真っ暗で明るく撮影はできません。

白飛び

ロック解除は顔認証のみ

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4は指紋認証センサーを搭載していないため、残念ながら顔認証でしかロック解除できません。

Xiaomi Pad 5 Proだと指紋認証センサーを搭載していたというのに、上位モデルで非搭載というのはなんとも…。

ロック解除

待望のUSB 3.2 Gen 1ポート

17万円以上するハイエンドスマホだろうとUSB 2.0ポート搭載を続けてきたXiaomiが、ついに重い腰を上げてUSB 3.2 Gen 1のUSB Type-Cポートを搭載しました。

USB Type-Cポート

DisplayPort Alt Modeでの映像出力はもちろんできますし、外付けSSDなどを付ければ写真や動画データを高速に転送できます。

映像出力時に特化したPCモードがあればもっと良かったのですが、Xiaomi Mi MIX Foldに搭載されていたPCモードは何故か搭載されていません。

私の環境だとMTP接続でドライバーの認識に失敗することがたまにあったので、初期バージョンであるV13.1.4.0.SLZCNXMではバグがあるのかもしれません。

映像出力

Dolby Atmos対応クアッドスピーカー

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はDolby Atmosに対応したクアッドスピーカーを搭載しています。

低音が強めで、高音は他の音に少し押され気味ですがスピーカーにしては潰れることなく明瞭に聞こえてきます。

スピーカー

CS35L41アンプを3基搭載しているようです。

DAC

Dolby Atmosはスピーカー時でもオフにできます。

Dolby Atmos

WALT Latency Timerでオーディオ出力遅延を計測すると33msでした。

オーディオレイテンシー

スタイラスペンに対応

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はカメラ近くの側面に電源ボタンがあります。

電源ボタン

電源ボタンがある面には一見するとSIMスロットのような形のパーツがあります…が、これはスタイラスペンをくっつけるためのものです。

ペン

専用スタイラスペンがあればお絵かきやメモ入力なども手軽にできます。

4096段階の筆圧検知に対応し、ペン使用時は240Hzタッチサンプリングレートになります。

普通のハイエンドスマホだと240Hzは最低ラインでしかないので、ペンモードでも遅延は大きくは改善されなさそうです。

ベータ機能として、手書きした英語や中国語をテキスト入力欄に文字として入れるScribe機能もあります。

スタイラス

バッチリ放熱して高性能を維持

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4は面積が広い分スマホよりも放熱性能が高く、発熱とのバランスが良いSnapdragon 870搭載であることも相まって高い性能を長時間維持しやすいです。

 

Geekbench 5では原神偽装版でシングルコア908・マルチコア3261、通常版でシングルコア986・マルチコア3287です。

差は小さいですがパッケージ名によるスロットリングを行っているようです。

Geekbench3DMark Wild Life Stress Testではスコア4008で、温度上昇は30℃→36℃ (6℃上昇)、14~30FPSでした。

安定度が高く、温度上昇も抑えられています。

3DMark

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア12101でした。

PCMark

ストレージはUFS 2.1の速めのスマホ並で、UFS 3.1搭載の割には遅めです。

ストレージ

原神を最高画質・60FPS設定でプレイしてWeTest PerfDogで計測すると、平均57.1FPSで1FPSあたり124.92mWの消費電力でした。

バッテリー温度は最大でも38℃程度までしか上昇せず、快適でした。

原神

World of Tanks Blitzでは、120FPS設定・グラフィック設定すべて最高値でのプレイしたところ平均115.2FPSで、1FPSあたり69.21mWの消費電力でした。

WoT

MIUI Padを搭載

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はMIUI Padを搭載しており、タブレット向けの機能を使えます。

ジェスチャーバーの左右を上にスワイプすると、最近使ったアプリなどを開けるドックバーが出てきます。

MIUI Pad

ダブルタップでオンオフジェスチャーを使えます。

MIUI 13.1だと搭載されている、画面を見ている間は点灯させたままにする機能はどうも入っていないようです。

ジェスチャー

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まとめ

  • USB 3.2 Gen 1対応で映像出力可
  • 12.4インチ 2.5K
  • 120Hzリフレッシュレート対応
  • Snapdragon 870搭載
  • クアッドスピーカー
  • 10000mAh + 67W急速充電
  • ペン・キーボード対応
  • AMOLEDではなくLCD
  • microSDカード非対応
  • 指紋認証センサー非搭載
  • GPS非搭載
  • 重たい

 

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はSnapdragon 870と10,000mAhバッテリー搭載で、広い放熱エリアのおかげで高い性能を安定して出せるタブレットです。

XiaomiのAndroid製品初のUSB 3.2 Gen 1対応のおかげで映像出力もできますし、記録しておいた動画をXiaomi Pad 5 Pro 12.4で見たい時も素早く転送できます。

ただ、兄弟モデルのXiaomi Pad 5 Proでは搭載していた指紋認証センサーやGPSに何故か非対応になって劣化していたり、microSDカード非対応、IPSディスプレイだったりと競合他社の同価格帯のタブレットに比べると足りない部分が目立ちます。

 

Xiaomi Pad 5 Pro 12.4はJDにて2799CNY~で購入できます。

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